[イベント情報]
第1回意見交換会のお知らせ
「日本の科学をもっと元気に!」
第1回意見交換会を開催
2021年6月の日本版AAAS法人設立に向けて活動を進めております。日本の科学をもっと元気にするためにどうすればよいのか、様々な形で科学に関わっておられる皆様と一緒に議論するため、意見交換会を開催いたします。どなたでもご参加いただけるオンラインイベントです。ぜひご参加ください。
意見交換会の概要
日本版AAAS設立準備委員会は、科学の振興に意欲を持つ多様な立場の人々が対話・協力し、科学がこれまでに果たしてきた役割を分析・理解し、その理想的なあり方を検討し実現するため、分野、組織、職種・職階、世代の垣根を超え、科学の振興に意欲を持つすべての人々が参加する組織を目指しています。
2021年2月~3月に開催した一般向け説明会では、会の活動にご興味がある方に向けて、発足に至った経緯、趣旨と目的、正式な組織設立までのロードマップなどを説明いたしました。喜ばしいことに、参加いただいた方々から一緒に活動したいとの応募が多数あり、委員は2月当初の46名から160名に増えました。また、賛同者もほぼ倍増しました。
日本版AAASでは「対話」を重視しています。やや一方向的であった上記の説明会とは異なり、今回の意見交換会では、トピックごとに数名のグループに分かれて、皆様と対話していきたいと思います。皆様が抱いている思いや問題意識を把握し、そのために個人として、組織として、社会として何をしていけばよいのか、一緒に議論したいと思います。
意見交換会を繰り返す中で、日本版AAASがどのコミュニティ間の対話を重点的に促進していけばよいのか、どのようなアクションをまず起こしていくべきなのか、皆様にどのような形で活動に参加してもらえばよいのか、一緒に検討し、法人設立後に向けた具体的な活動の準備を始めて行きたいと思います。
開催日時
- 第1回:4月4日(日)13:00~15:00(時間は短縮する場合がございます)
※申し込み締め切りは、会前日までとさせていただきます。
イベントの内容(仮)
- 全体説明
- グループディスカッション
- 各グループ発表
【トピックス】
- 科学教育
- 科学コミュニケーション
- 科学と政治(アドボカシー)
- 研究環境(学生)
- 研究環境(ポスドク・任期付き教員)
- 研究環境(任期なしの助教~准教授)
- 研究環境(教授クラス)
- 技術職員・研究支援職員など
- 博士課程後のキャリアパス
- 科学とビジネス
- 日本の研究機関におけるジェンダーの問題
- 日本の研究機関における外国籍の学生・研究者や国際性
- 海外で研究する日本国籍の学生・研究者
- 研究公正
- 擬似科学との付き合い方
- 学術誌などの創刊
- 日本版AAASのマネタイズ
- 日本版AAASの運営
開催方法等
説明会方式:Zoomのブレイクアウトルームによるグループディスカッション
定員:100名
参加方法:
※ 以下申請フォームからお申し込みください。メールにてZoomの参加リンクをお送りいたします。
※ お申し込みが定員に達した時点で締め切らせていただきますことをご了承ください。
今後のイベント活動予定
キックオフイベント(日時未定・随時更新)
この活動に関心がある方が誰でも参加できる、キックオフ・オンラインイベントを企画中です。イベントの開催情報・詳細は随時更新します。
学術そのものを愉しみ社会テーマを本気で議論するワークショップ(企画中)
例えば、SDGs などの社会的に重要な大きな問題を1つテーマに掲げ、それに直接関わる分野の研究者だけでなく、やや異なる(場合によっては全く異なる)研究者も参加し、自分自身の研究成果に基づいて、どのように貢献できるのかを本気で発表し議論できるようなワークショップを企画中です。
科学に興味のある人や科学を使う側の人も交えながら、科学を探究する人が面白いと思うことをしっかり議論でき、自分の知識やネットワークの幅を広げ、創発的な何かを促していきます。参加する人全員に科学や研究活動の大切さを伝え、科学を探究する人にも社会貢献への気づきの機会を提供していきます。
科学技術・高等教育の政策担当者(政治家・官僚の方々)との対話イベント(企画中)
日本の科学は現在、若手の研究職志望者の減少、論文の数や質の低下、研究時間の減少など、様々な問題を抱えています。いわゆるアカデミア内部だけでなく、社会との対話が必要であると考えています。問題に直面する現場の研究者が当事者として、問題解決に向けて取り組む機会を提供していきます。特に、科学技術・高等教育の政策担当者(政治家・官僚の方々)との対話イベントを企画中です。
年次総会
上記のイベントに加え、市民向けの分かりやすい研究発表や、企業による研究紹介も交えた科学の祭典を、日本版AAASの年次総会として開催していきます。