JAASキックオフミーティング開催のお知らせ・アンケートのお願い

きたる6月に、JAASキックオフミーティングを開催いたします。法人設立後初めての大きなイベントです。内容については鋭意準備中ですが、日本の科学をもっと元気にすることを目指した様々な企画を予定しております。

つきましては、ぜひ皆様のご意見も頂戴し、企画内容へと反映していきたいと考えております。本記事の最後にアンケートへのリンクを用意しましたので、ご回答いただけると幸いです (当イベントへの参加希望調査やポスター発表希望調査、運営ボランティアメンバーの募集なども兼ねています)。

JAAS の記念すべき第一歩を、皆様とともに踏み出せることを、心より楽しみにしております!

第5回公開研究会(2月19日)のお知らせ

日本科学振興協会(JAAS 旧・日本版AAAS設立準備委員会)では、本会のミッションに関連するテーマ(科学技術政策、文理融合連携研究、研究不正、若手研究者問題、非営利組織のガバナンス等)で、会員の枠にとらわれず、誰でも参加できる公開研究会を開催させていただいております。

第5回公開研究会は科学教育をテーマとして、理科教育学の観点から科学をどのように教えるのかについて議論を深めていきます。

人文社会系異分野交流会 (1/22) を開催しました!

研究環境改善WG・人文社会系ユニット企画「人文社会系異分野交流会」の開催報告です。

メールやTwitter,Facebookなどを通じてお知らせしていた通り,1月22日(土)に「人文社会系異分野交流会」を開催致しました。合計18名の方にご参加いただき,委員6名を加えた24名で交流いたしました。大学関係者に限らず様々なバックグラウンドの方にご参加いただき,人文社会系科学をとりまく現状について活発な議論が交わされました。

今回のイベントは,参加者間で意見を交換するトーキングセッション(2部)を中心として行いました。1部は「ネットワーキングセッション」とし,各グループで「キャリアパス」あるいは「博士論文・大学院の過ごし方・留学」について自由に語り合い交流するセッションでした。そして2部は「問題抽出セッション」とし,全てのグループが共通のトピック「人文社会系のサイエンスコミュニケーション」について,「人文社会系の研究の魅力を社会に伝えるには?」という問いに沿って話し合い,その後,議論の内容を参加者全員で共有いたしました。それぞれのグループの構成メンバーも多様となり,グループごとに特色ある論点が提出されました。

なお,ここで扱ったトピックは,事前に参加者のみなさまにアンケートをとり,「話し合ってみたい」という希望の多かったトピックでした。

今回は第一回目の開催ということもあり,時間配分や問いの粒度など,運営上の課題もいくつか明らかになりました。しかし,普段なかなか交流することのない,様々なバックグラウンドを持つ方々と,「人文社会系」という大きな括りの元で対話を行い,それぞれの問題意識を共有できたことについては,事後アンケートでもご好評いただいた点であり,確かな手応えを感じております。委員の私たちにとっても大変学びの多いイベントとなりました。心より御礼申し上げます。 今後も同様のイベントの開催を予定しております。皆様のご参加をお待ちしております。

みんなで考えよう!社会と科学の“ありたい姿”(第7~9回意見交換会 開催案内)

技術がますます発展し、世界についての理解がよりいっそう深まる中で、みなさんは、これからの社会にどうあって欲しいと願いますか?100年前を振り返ることで100年後の理想の社会を思い描き、現代を生きる私たちが何をすべきかのヒントを見つけましょう!

どなたでもご参加いただけるオンラインのイベントです。ぜひご参加ください。

社会連携講座第一弾! 社会連携のためのファシリテーション講座

日本版AAAS設立準備委員会では、日本の科学をもっと元気にするための活動を行っております。今回は社会連携講座:社会連携のためのファシリテーション講座のお知らせです。

市民の方と研究者が社会連携や共同研究を進めていく上でどのようなファシリテーションを行うべきか、3回に分けて講座を開催させていただきます。講師は宇野毅明さん(NII)と嶋田一義さん(JST)です。

どなたでもご参加いただけますので、奮ってご参加いただけましたら幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。

人文社会系異分野交流会 ~人文社会系科学の未来のためにみんなで話そう!~

日本版AAAS設立準備委員会・研究環境改善ワーキンググループでは,日本の科学をもっと元気にするために,日本の科学を取り巻く環境・仕組みの改善を目指して活動しています。
その中でも「人文社会系ユニット」では,人文社会系科学の研究環境の問題の抽出や,解決策の模索に取り組んでいます。

このたび,人文社会系ユニットでは,「人文社会系科学の未来のためにみんなで話そう!」と題して,異分野交流会を開催いたします。
人文社会系科学は,大学院への進学者が少なく,さらに大学院進学後の進路が現状かなり限られています。また,研究室のあり方や規模なども,いわゆる「理系」の研究者とは大きく異なる部分があります。そのため,実際に人文社会系科学が抱えている問題の抽出と整理,解決策の模索が急務となっています。
一方で,「人文社会系」といっても,研究の目的や進め方,研究環境において必要なもの,研究評価方法,キャリアパスなどは,分野によって非常に大きな違いもあり,課題も様々です。そのため,人文社会科学系の研究環境を取り巻く課題を解決し,その裾野を広げるには,個々の分野の違いを超えた対話と協働が重要となります。本イベントは,人文社会系科学に関心を持つ方が分野や職位を超えて幅広く交流・対話し,人文社会科学系の研究者の抱える諸問題を抽出し,その解決策を共同で模索することを目的としています。

人文社会系の研究者の方はもちろんのこと,人文社会系の研究や研究者に興味のある方なら,他分野の研究者の方,企業の方など,どなたでもご参加いただけます。
お昼ご飯を片手に,気軽にトークしましょう!みなさまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

第4回公開研究会のお知らせ

日本版AAAS設立準備委員会では、本会のミッションに関連するテーマ(科学技術政策、文理融合連携研究、研究不正、若手研究者問題、非営利組織のガバナンス等)で、委員・賛同者の枠にとらわれず、誰でも参加できる公開研究会を開催させていただいております。

第4回公開研究会では、研究データベース構築をテーマに公開研究会を開催させていただきます。本会のいくつかのWGでデータベースを作ろうとする動きもあり、ニーズマッチングも含めてその際のヒントになる議論ができればと思います。

また第4回公開研究会は、政治社会学会(http://aspos.web.fc2.com/

プラスチックごみ問題~科学に求められる協働を考えよう~(第6回意見交換会 開催案内)

これまで、環境問題の1つであるプラスチックごみの対策に向けては、3R(Reduce、Reuse、Recycle)が呼びかけられてきました。

最近では、レジ袋やプラスチックストローを拒否(Refuse)することが注目されるなど、プラスチックを使う私たち皆の意識改革、社会の変革が必要になってきていると言われ始めています。

環境問題は、問題の本質に人間の利害や不確実性をはらむ、一筋縄では解決できない「厄介な問題(ウィキッド・プロブレム)」とも言われます。

プラスチックごみ問題を解決していくためには、材料や工学、環境などを対象とした狭い意味での科学の研究者だけではなく、市民や社会、また、人々の意識・行動や社会の構造などを対象とした社会学系の研究者などが、しっかりと協働していくことが求められています。

背景知識や思考法が異なる幅広い分野の研究者の間で議論し、さらには、知識や情報のバックグラウンドが異なる市民やNGOも交えて対話し、解決策の優先順位を付け、実行に移していくためには、どのような組織が必要でしょうか?

その際、各メンバーは、どのようなスキルが必要でしょうか?

また、どのような教育・訓練でそのようなスキルを身に付けられるのでしょうか?

少人数のグループでの対話を通じ、プラスチックごみ問題を1つの題材として、環境問題という「厄介な問題」の解決に向けて、多様な人々がどのように協働していけばよいのか、皆で一緒に考えてみましょう!

第3回意見交換会(8月28日)を開催しました!

日本版AAAS設立準備委員の高野です。先日よりメールやTwitterなどを通じてお知らせしていた通り、8月28日(土)に「第3回意見交換会」を開催致しました。一般からご参加頂いた14名の方々に加え委員17名、延べ31名で意見を交換する機会となりました。

第1回の開催では、日本の科学が抱える問題点や、それらを解決するために私たち日本版AAASに出来ることはなにかを、様々な観点から議論しました。多様なご意見を頂き、私たちにとって非常に有意義な機会となりましたが、その一方で、様々なトピックについて議論をしたため、心ゆくまで議論に望めなかったという声も上がりました。そこで今回は話題をある程度限定し、京都大学の宮野公樹さんをお招きして「学際研究」について皆で対話しました。

博士課程後のキャリアを考えるオンラインイベント開催のお知らせ

吉野宏志

日本版AAASでは、学生団体BEASTとともに博士課程後のキャリアを考えるオンラインイベントを開催いたします。
日本における博士号取得後のキャリアは非常に不透明です。アカデミアだけでなく民間・官公庁へのキャリアのロールモデルに触れることで、次世代を担う博士人材の方々の可能性が広がることを願っています。
メインターゲットは大学生や大学院生を想定しておりますが、それ以外の方もご興味あればぜひご参加ください。

日本版AAAS 第2回意見交換会開催報告

日本版AAAS設立準備委員の高野です。先日よりメールやTwitterなどを通じてお知らせしていた通り、7月23日(祝・金)に「第2回意見交換会」を開催致しました。一般からご参加頂いた21名の方々に加え委員27名、延べ48名で意見を交換する機会となりました。

前回の開催では、日本の科学が抱える問題点や、それらを解決するために私たち日本版AAASに出来ることはなにかを、様々な観点から議論しました。多様なご意見を頂き、私たちにとって非常に有意義な機会となりましたが、その一方で、様々なトピックについて議論をしたため、心ゆくまで議論に望めなかったという声も上がりました。そこで今回は話題をある程度限定し、大阪大学の標葉隆馬さんをお招きして「第6期科学技術・イノベーション基本計画」について議論しました。

第3回公開研究会の開催

日本版AAAS設立準備委員会では、本会のミッションに関連するテーマ(科学技術政策、文理融合連携研究、研究不正、若手研究者問題、非営利組織のガバナンス等)で、委員・賛同者の枠にとらわれず、誰でも参加できる公開研究会を開催させていただいております。

第3回公開研究会では、宗教と科学をテーマに公開研究会を開催させていただきます。

日本版AAAS設立準備委員会 第4回意見交換会のお知らせ

「日本の科学をもっと元気に!」
第4回意見交換会を開催

私たち日本版AAAS設立準備委員会は、2021年秋の日本版AAAS法人設立に向けて活動を進めています。日本の科学をもっと元気にするために、また、私たちみんながどうすれば対話・協働していけるのか試行錯誤していくために、第4回意見交換会を開催いたします。

今回は、「科学とはなにか 新しい科学論、いま必要な三つの視点」を執筆された佐倉統さん(東京大学、理化学研究所)から、科学技術と社会の間(はざま)について話題提供いただきます。これからの科学コミュニケーションが専門家と市民(社会)との間でどのようにバランスを取っていけばよいのか、議論のきっかけを提供してもらいます。その後、グループに分かれて対話する場を設けます。

どなたでもご参加いただけるオンラインのイベントです。日本の科学をもっと元気にするためにどうすればよいのか、対話を通じて新たな気づきが得られることを一緒に体験しませんか?

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第2回公開研究会の開催

日本版AAAS設立準備委員会では、本会のミッションに関連するテーマ(科学技術政策、文理融合連携研究、研究不正、若手研究者問題、非営利組織のガバナンス等)で、委員・賛同者の枠にとらわれず、誰でも参加できる公開研究会を開催させていただいております。

第2回は、非営利組織のガバナンスをテーマに公開研究会を開催させていただきます。設立準備委員会では、法人化に向けての準備が進んでいます。具体的な事業計画を策定すると同時に、組織作り・ルール作りも重要になってきます。この研究会では、NPOの専門家の方をお招きいたしまして、非営利組織のガバナンスというテーマでお話をお伺いしたいと思います。

第1回公開研究会(7月10日)を開催しました!

7月10日に開催されました、第1回公開研究会「異分野融合の実践」についてご報告いたします。

「科学技術イノベーションの「倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)」に関する研究の楽しさと難しさ―「空飛ぶクルマ」に関する文理融合研究を素材に」というタイトルで、九州大学の小島立先生にお話しいただきました。その後、本委員会の小野委員長と春日委員をパネリストとして、社会実装をはじめとして都市開発や民生の技術の活用などそれぞれの観点から、議論が交わされました。パネリストとの議論が一区切りすると、参加者との質疑応答に移り、フロアとの活発なやり取りが行われました。中締めの後も残った参加者と小島先生の間で様々なやり取りが行われ、最後まで有意義な研究会となりました。

好評をいただきましたので、今後も「異分野融合の実践」についての第二回目や他の話題についての研究会の開催を検討しております。

日本版AAAS設立準備委員会 第3回意見交換会のお知らせ

「日本の科学をもっと元気に!」
第3回意見交換会を開催

私たち日本版AAAS設立準備委員会は、2021年秋の日本版AAAS法人設立に向けて活動を進めています。日本の科学をもっと元気にするために、また、私たちみんながどうすれば対話・協働していけるのか試行錯誤していくために、第3回意見交換会を開催いたします。

今回は、宮野公樹さん(京都大学 学際融合教育研究推進センター)から、学際研究について話題提供いただきます。なぜいま「学際研究」が重要視されているのか。国内外における学際研究進展の経緯と最近の動向に加え、学問論の観点から学際研究を考察いただきます。また、今年7月に創刊された、全国初の分野を規定せず投稿を受け付ける対話型学術誌「といとうとい」について紹介してもらいます。その後、少人数のグループに分かれ、提供された話題を元に対話する場を設けます。

どなたでもご参加いただけるオンラインのイベントです。日本の科学をもっと元気にするためにどうすればよいのか、対話を通じて新たな気づきが得られることを一緒に体験しませんか?

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日本版AAAS設立準備委員会 第2回意見交換会のお知らせ

「日本の科学をもっと元気に!」
第2回意見交換会を開催

私たち日本版AAAS設立準備委員会は、2021年秋の日本版AAAS法人設立に向けて活動を進めています。日本の科学をもっと元気にするために、また、私たちみんながどうすれば対話・協働していけるのか試行錯誤していくために、第2回意見交換会を開催いたします。

今回は、標葉隆馬さん(大阪大学 社会技術共創研究センター)から話題提供いただき、第6期科学技術・イノベーション基本計画の内容について読み解いていきます。特に、最近の科学技術政策で度々強調される「イノベーション」色、第6期基本計画から新しく登場してきた「総合知」というキーワードが意味すること、そして若手支援をめぐる課題について、話をしてもらいます。その後、グループに分かれて対話する場を設けます。

どなたでもご参加いただけるオンラインのイベントです。日本の科学をもっと元気にするためにどうすればよいのか、科学技術政策についての課題と問題意識を共有しながら、対話を通じて新たな気づきが得られることを一緒に体験しませんか?

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日本版AAAS 第1回意見交換会開催報告

日本版AAAS設立準備委員の高野です。先日よりSNSやメールを通じてお知らせしていた通り、4月4日(日)に「第1回意見交換会」を開催致しました。一般からは46名の方にご参加頂き、委員41名と合わせて延べ87名で意見を交換するという大きなイベントとなりました。

このイベントでは、日本の科学が抱える問題点、それらの解決を目的として私たち日本版AAASに出来ることはなにかということを、様々な観点から議論しました。これまでは主に日本版AAASの趣旨や目的をお伝えすることに集中してきましたが、この意見交換会を最初の試みとして、これからは日本版AAASの外部からの様々な意見・アイディアもより積極的に集めて議論して行きたいと考えています。そう言う試みを重ねることによって、日本版AAAS をあらゆる人が、その立場に関わらず、科学についてより良く対話・協働して行けるような組織として成長させていきたいと思います。今後も意見交換会を定期的に開催することを予定しています。この記事で、その第1回の開催内容の報告をします。