日本版AAAS設立準備委員会 第4回意見交換会のお知らせ

「日本の科学をもっと元気に!」
第4回意見交換会を開催

私たち日本版AAAS設立準備委員会は、2021年秋の日本版AAAS法人設立に向けて活動を進めています。日本の科学をもっと元気にするために、また、私たちみんながどうすれば対話・協働していけるのか試行錯誤していくために、第4回意見交換会を開催いたします。

今回は、「科学とはなにか 新しい科学論、いま必要な三つの視点」を執筆された佐倉統さん(東京大学、理化学研究所)から、科学技術と社会の間(はざま)について話題提供いただきます。これからの科学コミュニケーションが専門家と市民(社会)との間でどのようにバランスを取っていけばよいのか、議論のきっかけを提供してもらいます。その後、グループに分かれて対話する場を設けます。

どなたでもご参加いただけるオンラインのイベントです。日本の科学をもっと元気にするためにどうすればよいのか、対話を通じて新たな気づきが得られることを一緒に体験しませんか?

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第2回公開研究会の開催

日本版AAAS設立準備委員会では、本会のミッションに関連するテーマ(科学技術政策、文理融合連携研究、研究不正、若手研究者問題、非営利組織のガバナンス等)で、委員・賛同者の枠にとらわれず、誰でも参加できる公開研究会を開催させていただいております。

第2回は、非営利組織のガバナンスをテーマに公開研究会を開催させていただきます。設立準備委員会では、法人化に向けての準備が進んでいます。具体的な事業計画を策定すると同時に、組織作り・ルール作りも重要になってきます。この研究会では、NPOの専門家の方をお招きいたしまして、非営利組織のガバナンスというテーマでお話をお伺いしたいと思います。

第1回公開研究会(7月10日)を開催しました!

7月10日に開催されました、第1回公開研究会「異分野融合の実践」についてご報告いたします。

「科学技術イノベーションの「倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)」に関する研究の楽しさと難しさ―「空飛ぶクルマ」に関する文理融合研究を素材に」というタイトルで、九州大学の小島立先生にお話しいただきました。その後、本委員会の小野委員長と春日委員をパネリストとして、社会実装をはじめとして都市開発や民生の技術の活用などそれぞれの観点から、議論が交わされました。パネリストとの議論が一区切りすると、参加者との質疑応答に移り、フロアとの活発なやり取りが行われました。中締めの後も残った参加者と小島先生の間で様々なやり取りが行われ、最後まで有意義な研究会となりました。

好評をいただきましたので、今後も「異分野融合の実践」についての第二回目や他の話題についての研究会の開催を検討しております。

日本版AAAS設立準備委員会 第3回意見交換会のお知らせ

「日本の科学をもっと元気に!」
第3回意見交換会を開催

私たち日本版AAAS設立準備委員会は、2021年秋の日本版AAAS法人設立に向けて活動を進めています。日本の科学をもっと元気にするために、また、私たちみんながどうすれば対話・協働していけるのか試行錯誤していくために、第3回意見交換会を開催いたします。

今回は、宮野公樹さん(京都大学 学際融合教育研究推進センター)から、学際研究について話題提供いただきます。なぜいま「学際研究」が重要視されているのか。国内外における学際研究進展の経緯と最近の動向に加え、学問論の観点から学際研究を考察いただきます。また、今年7月に創刊された、全国初の分野を規定せず投稿を受け付ける対話型学術誌「といとうとい」について紹介してもらいます。その後、少人数のグループに分かれ、提供された話題を元に対話する場を設けます。

どなたでもご参加いただけるオンラインのイベントです。日本の科学をもっと元気にするためにどうすればよいのか、対話を通じて新たな気づきが得られることを一緒に体験しませんか?

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対話と協働の結集、日本版AAAS正式名称決定までの長い道のり

日本版AAAS設立準備委員会
運営会議 名称班

ついに、日本版AAAS(仮)の正式名称が、日本科学振興協会、 Japanese Association for the Advancement of Science/(略・通称 JAAS(ジャース)に決定いたしました。多くの皆様に協力していただき、ここまで来られました。
皆様、まずは、本当にありがとうございました。
今回の記事では、この正式名称をどうやって決めたか、ご紹介できればと思います。

日本版AAAS設立までのロードマップの変更について

私たち日本版AAAS設立準備委員会は、2021年2月1日の発足後、NPO法人の設立を目指し準備を進めてまいりました。
「日本の科学をもっと元気に!」という思いのもと、多くの方々が集まってくれました。現在、委員は191名(3月末募集〆切)、賛同者は約800名となっています。
職種・分野・世代の異なる多様なメンバーとともに、会の運営や活動について丁寧に議論を重ねてきましたが、この度、より一層の体制強化と活動の充実を図るため、当初6月を予定していた法人申請を「秋」に延期することを決定いたしました。

日本版AAAS設立準備委員会 第2回意見交換会のお知らせ

「日本の科学をもっと元気に!」
第2回意見交換会を開催

私たち日本版AAAS設立準備委員会は、2021年秋の日本版AAAS法人設立に向けて活動を進めています。日本の科学をもっと元気にするために、また、私たちみんながどうすれば対話・協働していけるのか試行錯誤していくために、第2回意見交換会を開催いたします。

今回は、標葉隆馬さん(大阪大学 社会技術共創研究センター)から話題提供いただき、第6期科学技術・イノベーション基本計画の内容について読み解いていきます。特に、最近の科学技術政策で度々強調される「イノベーション」色、第6期基本計画から新しく登場してきた「総合知」というキーワードが意味すること、そして若手支援をめぐる課題について、話をしてもらいます。その後、グループに分かれて対話する場を設けます。

どなたでもご参加いただけるオンラインのイベントです。日本の科学をもっと元気にするためにどうすればよいのか、科学技術政策についての課題と問題意識を共有しながら、対話を通じて新たな気づきが得られることを一緒に体験しませんか?

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日本版AAAS 第1回意見交換会開催報告

日本版AAAS設立準備委員の高野です。先日よりSNSやメールを通じてお知らせしていた通り、4月4日(日)に「第1回意見交換会」を開催致しました。一般からは46名の方にご参加頂き、委員41名と合わせて延べ87名で意見を交換するという大きなイベントとなりました。

このイベントでは、日本の科学が抱える問題点、それらの解決を目的として私たち日本版AAASに出来ることはなにかということを、様々な観点から議論しました。これまでは主に日本版AAASの趣旨や目的をお伝えすることに集中してきましたが、この意見交換会を最初の試みとして、これからは日本版AAASの外部からの様々な意見・アイディアもより積極的に集めて議論して行きたいと考えています。そう言う試みを重ねることによって、日本版AAAS をあらゆる人が、その立場に関わらず、科学についてより良く対話・協働して行けるような組織として成長させていきたいと思います。今後も意見交換会を定期的に開催することを予定しています。この記事で、その第1回の開催内容の報告をします。

日本版AAAS設立準備委員会・第1回公開研究会

日本版AAAS設立準備委員会では、本会のミッションに関連するテーマ(科学技術政策、文理融合連携研究、研究不正、若手研究者問題、非営利組織のガバナンス等)で、誰でも参加できる公開研究会を開催させていただくこととなりました。講演会ではなく研究会ということで、討論者・ディスカッサント・コメンテーターなどを立て、ダイアログを重視した会にしていきたいと考えております。

第1回ですが、異分野融合をテーマに下記の要領で公開研究会を開催させていただければと思います。お忙しいところ恐れ入りますが、奮ってご参加いただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。

新型コロナウイルス関連についてのアンケート結果

日本版AAAS設立準備委員会(日本版AAAS)では、社会的に関心の高い科学関連の案件について、研究コミュニティの「集合知の可視化」をミッションの一つに掲げています。このたび、リサーチWGでは試験的な試みとして、日本版AAASの賛同者・委員の方々に、新型コロナウイルス(新型コロナ)に関するアンケートを行いました。感染拡大の防止やワクチン接種に関する情報の普及に資することを目的とし、その結果を以下に公表いたします。

【委員プロファイリング・3】学術の現場の人達が集い、みんなの思いを実現させる組織を作りたい/馬場基彰氏インタビュー

日本版AAAS設立準備委員会のメンバーが、自ら問題意識や活動への思いを紹介するインタビューシリーズです。その第3弾は、二人いる委員長の一人で、初期から会の立ち上げを牽引する馬場基彰(ばんば・もとあき)さんを紹介します。

【委員プロファイリング・2】日本版AAASはまちづくりのようなもの〜垣根のない、持続的な科学のための組織を作るために/小野悠氏インタビュー

日本版AAAS設立準備委員会のメンバーが問題意識や活動への思いを紹介するインタビューシリーズ、第2弾は共同委員長で、組織作りにおいて準備委員会の屋台骨を担う、小野悠(おの・はるか)さんをご紹介します。

【委員プロファイリング・1】自分自身の研究を超えて、科学を守るために/坂内博子氏インタビュー

日本版AAAS設立準備委員会のメンバーがどのような問題意識や思いを持って活動しているのかを紹介するインタビューシリーズです。第1弾は設立戦略チームで活躍する、早稲田大学先進理工学部、電気・情報生命工学科 教授の坂内博子(ばんない・ひろこ)さんをご紹介します。

【プレスリリース 】日本版AAAS設立準備委員会が正式発足

報道機関 各位                                

2021年2月1日
日本版AAAS設立準備委員会

日本版AAAS設立準備委員会の発足、委員・賛同者と正式名称の募集及びWeb説明会の開催について

「日本の科学をもっと元気に!」という想いから、対話を通じた科学の振興を行うボトムアップ型の組織として日本科学振興協会(Japanese Association for the Advancement of Science; JAAS; 仮称)を設立するため、2021年2月1日に日本版AAAS設立準備委員会が正式に発足します。同じ想いをもつ多くの方々と一緒にこの会をつくりあげていくため、委員及び賛同者、そして正式名称(2/14〆切)を募集します。また、当会についてのZoomによる説明会を行います。

日本版AAASの正式名称案を募集します

日本版AAAS設立準備委員会では、2021年中の組織の正式な設立に向けて、会の正式名称の案を広く募集いたします。

※正式名称案募集は2021年2月14日に締め切りました。多くのご応募、誠にありがとうございました。

活動・メディア掲載

活動

2021.07.10 第1回公開研究会を開催しました。

2021.04.04 公開ディスカッションイベント「第1回意見交換会」を開催しました。

2021.03.11 第三回一般説明会を開催しました。

2021.02.26 第二回一般説明会を開催しました。

2021.02.13 第一回一般説明会を開催しました。

2021.02.01 日本版AAAS設立準備委員会を正式発足しました。

2021.01.30 日本版AAAS正式名称案を公募しました(~2021.02.14)。

2021.01.18 日本版AAAS設立準備委員会正式発足に関するオンライン記者会見を開催しました。

2020.12.29 賛同者限定公開ウェビナー「全米科学アカデミーとAAAS」を開催しました。

2020.12.01 日本版AAAS設立準備委員会のβ版Webサイトをリリースしました。

 


メディア掲載

2022.01.19  日本心理学会の「心理学ワールド」誌に宮川剛・研究環境改善ワーキンググループ・リーダーが「日本の科学を元気に!─「日本版AAAS」による社会との対話の試み」と題して寄稿しました。

2021.07.19 THE KYOTO で馬場基彰委員長の研究と本会についての記事が掲載されました。
現象解明 孤高の夢 京大”アナキズム” #7 没頭の衝動 -馬場基彰 特定准教授 ~前編~
現象解明 孤高の夢 京大”アナキズム” #7 没頭の衝動 -馬場基彰 特定准教授 ~後編~

2021.05.04 日本経済新聞「私見卓見」に馬場基彰委員長が「科学振興に向けた官民の対話を」と題して寄稿しました。

2021.04.16 読売新聞朝刊の「なるほど科学&医療」ページにて、「日本版AAASに期待」と題して当会の活動が紹介されました。

2021.03.29 医学会新聞に宮川剛委員が「日本の科学を元気に! 『日本版AAAS』設立へ」と題して寄稿しました。

2021.03.04 毎日新聞にて、「日本版AAAS 設立目指す若手研究者ら 研究力低下に危機感/科学を社会のために」と題して当会の紹介記事が掲載されました。

2021.02.28 日本経済新聞にて、「研究戦略、データと現場の声 活用手探り」と題して当会の紹介記事が掲載されました。

2021.02.28 CBCラジオ番組「燃えよ!研究の志士たち」に小野悠委員長が出演しました。

2021.02.19 日刊工業新聞電子版にて、「社説/日本版AAAS設立 科学の多様性広げる議論の場に」と題して当会の紹介記事が掲載されました。

2021.02.15 JSTのJIPSTIにて、「日本版AAAS設立準備委員会、JAAS設立のための委員会の発足を発表」と題して当会の紹介記事が掲載されました。

2021.02.15 「週刊 文教ニュース」にて、『NPO法人「日本科学振興協会』設立に向けた準備委員会の発足と活動内容についての紹介記事が掲載されました。

2021.02.09 ラジオ番組「OH!

熱量がある人を巻き込み、学問のために共に活動する場をいかにして作り、広げ、継続するか?〜サイエンスアゴラ2020の登壇記録〜

日本国内には、学問の課題を共有することを通じて、研究者が社会の様々なステークホルダーと連携して活動する場を設けようとする個人や団体が既に数多く存在しています。サイエンスアゴラ2020のオンラインイベント「集合知ネットワークの構築に向けて〜効果的連携のあり方を探る〜」では、全国各地でそのような活動に取り組んでいる方の中から7名を一同に集めて、対話を通じた統合的な集合知ネットワーク構築と実装の可能性を探るためのセッションが行われました。